中共バス救出偽記事騒動
 台湾領事は奸計に陥り自殺か 
 
恐れていた事態が発生しました
中共の放った偽の工作報道によって
台湾の大阪弁事処の蘇啓誠氏が自殺にまで
追い込まれたようです 大和タケル
 
蘇啓誠台湾領事自殺
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台湾外交部は14日、台北駐大阪経済文化弁事処
(領事館)の蘇啓誠(そ・けいせい)処長が
同日朝、自殺したと発表した。
外交部は自殺の動機は明らかにしていない。 
台風21号の影響で関西国際空港に多数の旅行客が
取り残された問題をめぐり、台湾人旅行客への支援が
不十分だったとして、台湾出先機関の対応が批判されていた。
この問題では中国の駐大阪領事館が大型バスを手配して
中国人を優先的に避難させたとの虚偽情報もネット上に
出回っていた /サンケイ より一部抜粋
 
記事にあるように動機は確定していません
ですが蘇氏が中国がバスを連ねて旅客を救ったという
工作記事によって かなり追い詰められていたのは事実です
今回の一連の騒動をまず時系列に沿ってみてみましょう
 
中共バス救出偽記事騒動時系列
 
9/4 発端
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台風21号の影響で関西国際空港連絡橋にタンカー
宝運丸/2591tがぶつかり国内外の利用客7800人が
一時空港に取り残される
 
9/6
中国旅行客救出という工作記事が発せられる
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これは7日の人民網だが 同様の内容になっている

中共機関紙人民日報傘下「環球時報」電子版は6日、
「関西空港に取り残された中国人旅行者にとって
感動的ニュースが飛び込んできた」
「駐日本領事館職員が専用バスを関西空港に派遣し、
他国の利用客より先に中国人観光客を脱出させた」と報じた。
 
9/7〜9/8 工作記事があちこちで流布される
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微信/WeChat/テンセント運営の中国版SMSなど
中国系ネットの多くで中共のバスによる救出を称える
内容の書き込みや記事が流される


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この動きに相当数の日本や台湾のネットユーザーも
反応し騒動は大きくなっていった

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このユーザーもまるで見てきたかのようなエセ情報を
完全に否定された12日になってもまだ流し続けていた
 
9/9〜9/10 台湾に飛び火 
対応が悪いという批判が駐日関係者に向けられる
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環球時報の報道やフェイクにのせられたネットの
書き込みなどの影響で、一部の台湾人ユーザーから
台湾の台北駐日経済文化代表処/大使館相当が空港に
バスを派遣しなかったことを批判した
 
張善政/元行政院長/元首相はで台湾の駐日大使である
謝長廷/台北駐日経済文化代表処代表を名指して
「非常時に何をやっているのか。台湾が独自に救援
体制を敷くこともできないとは情けない」と痛罵した。
聯合報より
 





(※ちなみに張善政は国民党の馬英九前政権の行政院長で
2016年に馬英九から一等景星勲章を授与されていますね)
 
9/12
関空サイドからの否定発表 
中国バス救助が偽記事と確定
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関西エアポートの広報担当者は、中国総領事館が
手配したバスが関空の敷地内に入った事実はないと明言した。
「他の国の領事館からも同様のリクエストはあったが、
混乱を招くのですべてお断りしました」
                 
9/14 
台北駐大阪経済文化弁事処の蘇啓誠氏 自殺
 
なぜ中共の工作記事と判明したのに自死を選んだのか
恐らく対立勢力からの突き上げなどが 想像以上に
厳しかったものと思われます
実直そうな方に見えますが それらが堪えたのでしょうか
ご冥福をお祈りします(-人-)
 
さて 記事の最後はあちらの文化でしめたいと思います
権謀術策の渦巻く三国志演義には偽書の計というのが
登場します これは敵に離間や埋伏を仕掛けるために
わざと偽情報を与え邪魔な敵将を排除する高度な計略で 
潼関戦では韓遂が 赤壁では長水校尉蔡瑁が除かれています
もっとも これは史実ではないとする説が有力ですが
ここで言いたいことは たとえ偽情報であっても
使い方次第で十分に敵対勢力にダメージをあたえることが
出来るという点です
 
今後も頻繁に虚実取り混ぜた情報が大陸から
発せられと予想できます
中共のこうした害意に満ちたやり口をみるに
我々は既に準戦闘状態に入っているという認識を
持って当たらなければならないと思います
大げさだと笑いたい者は笑えばいい 
その代わり 必ずまた犠牲がでるでしょう



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