米B52爆撃機 南シナ海を一ヵ月で2度目の飛行へ 
一方 日本 台湾 パラオは更に交誼を深める

米国と中国の焦眉のポイントとなっている
南ナトゥナ/シナ海や台湾海峡を巡る動きに
過熱感が出てきました 大和タケル

B52 南シナ海を飛行 一か月で2度目
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米太平洋空軍は米空軍のB52戦略爆撃機2機が、
中国の人工島造成による軍事拠点化が進む
南シナ海の上空を飛行したと発表した/産経より

米艦二隻 台湾海峡通過
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米太平洋艦隊は米海軍の誘導ミサイル駆逐艦
「マッキャンベル」と補給艦「ウォルターSディール」が
台湾海峡を通過したと明らかにした。

太平洋艦隊の報道官
「台湾海峡を通過する通常の航行を実施した 
航行は国際法に沿った形で行われた

台湾海峡通過は自由で開かれたインド太平洋への
米国の決意を示すものだ。米海軍は引き続き、
国際法の許すあらゆる場所で飛行、航行、作戦を
行っていく」と強調した。

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米海軍は昨年10月と11月にも、艦船2隻に
よる台湾海峡通過を実施。さらに昨年7月にも
同様の作戦を行ったが、それ以前の通過は年1回ほど
にとどまっていた。

台湾を自国の一部とする中国の主張は変わっていない。
台湾海峡は国際水域に当たるが、中国はこの水域への
米軍の展開に神経をとがらせているとみられている。

米国防情報局は今月の報告書で、中国が野心的な
軍改革や新技術の取得、軍近代化に乗り出したと分析。
その主要な原動力として、台湾統一と独立阻止への
長年の関心があると指摘していた/cnnより一部抜粋







この二つの記事で注目すべき点は 米軍の活動が
南シナ海方面には一か月の間に二度も 
台湾海峡通過でも数か月間に一度行うなど 
これまでよりずっと頻度が増していることです

またグァムのアンダーセン基地にB-2スピリット
日本の岩国にもF-35の大規模な飛行隊が展開しています
こらは米軍の即応体制の強化の現れといえるでしょう

一方 台湾も対外的な結びつきを強めようと
しています

日本に非軍事の安保対話呼びかけ
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台湾の呉外交部長は日本と災害やサイバーセキュリティー
国際犯罪の捜査協力などの対話を進めたいと呼びかけた。
中国の外交圧力が強まるなか、非軍事分野での安保対話の
進展に期待する考えを示した。 

呉氏は「台湾と日本は共通の脅威に直面している」と強調。
災害や国際犯罪、中国によるサイバー攻撃を念頭に
幅広い分野で協力関係を深めたいと述べた。日本と台湾は
外交関係がなく、交流は経済など民間分野が中心になっている。
軍事面の協力については「相当敏感な問題であることは
理解している」と述べた。 

台湾独立志向を持つ民進党の蔡英文政権に対し、
中国は外交圧力を強めている。2016年の蔡政権の
発足以降、台湾と外交関係を結んでいた5カ国が
相次ぎ台湾と断交して中国と国交を樹立した/
日経より一部抜粋

軍事面はともかく できるところから手をつける
こうした方針は 大いに結構なことだと思います
それから 直接的に関係はないんですが 
台湾と正式な国交を続けているパラオに対しても 
日本側も経済支援をするなど交友を深めています

日本-パラオ外交関係樹立25周年
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安倍総理大臣とパラオのレメンゲサウ大統領は,
パラオの強靱かつ持続可能な発展のための協力に
ついて議論しました。

安倍総理から,日本は引き続き,パラオとの対話を
積み重ねながら,海洋保安分野や連結性分野を始め
「自由で開かれたインド太平洋」を実現するための
協力を進めていく 具体的には,海洋安全保障や
漁業分野支援として,モーターボートや航路標識等の
供与に関する無償資金協力の署名式を行った他,防災・
減災分野の新たな支援の実施についても表明しました。
外務省hpより抜粋

※関連記事見出し
〇太平洋の親日国家パラオ 海への脅威に対抗
パラオへ日本支援で新型巡視船が配備
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〇パラオ 中国の圧力に抗して台湾との
関係を維持 日本統治を懐かしむ人も 

側面からの援護射撃といえば大げさかもしれませんが
21Cの合従政策とも言えるかもしれません

この他にも モルジブのソリ大統領も中国の脅しに
屈せずFTAを見直すなど男気を見せています

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お財布に余裕がある方は 大型連休あたりに
パラオやモルジブなどに足を延ばせば
楽しみながら お国のためにもなるという
一石二鳥の休暇になるのではないかと思います
むしろ 行かない理由が見当たらない!



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