中国からの領土への脅威を抱える各国が
これまでとは 少し違った組み合わせの
新たな結びつきに踏み出そうとしています
まとめましたので ご覧ください
まずインドからマラバールの話題です
大和タケル
日米印合同海上軍事演習「マラバール」
7月10日から海上演習=海自最大護衛艦も参加
日米印3カ国による合同海上軍事演習「マラバール」が
7月10日からインド洋のベンガル湾で実施される
日本から海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が参加する
日米印の連携を示し、インド洋への海洋進出を強める
中国をけん制する狙いがある。
印国防省筋によると、同10〜13日に港湾内訓練実施。
14〜17日にインド東方海域で対潜水艦戦訓練等を行う
ニューデリー時事/画像は過去のマラバールの様子
インドは1962年の中国とのアクサイチンの戦いで
3000名以上の死者行方不明者をだした
この演習自体は日本もすでに何度も参加しています
また日印原子力協定に署名し 互いに原子力分野で
協力を進める予定です そしてこうした組み合わせに
新たな仲間が加わろうとする動きがあります
豪が日印越豪の新しい枠組み提案
「オーストラリアと日本・インド・ベトナムが
協力と議論を強化している」
ターンブル・オーストラリア首相は、
「アジア安全保障会議(シャングリラ対話)」で
「もはや私たちの利益を守るため、強大国に
頼ることはできず、自身の安全保障と財産権のため
自ら責任を負わなければならない」と述べた。
この他にも 複数の防衛協定が進行中
●オーストラリア、ニュージーランド、
英国、マレーシア、シンガポールは、
5カ国の防衛協定を再起動する方案を議論していた
●インドはシンガポールとの洋上訓練に最新の
P-8ポセイドンと4隻の艦艇を送った
更に国防海洋防衛産業展(IMDEX)にも参加した
ロイターより一部抜粋
現在でも米軍の戦力は他を抜きん出ていますが
それでも こうした補完的枠組みは
とても意義があると思います
なにより中国に対しても より大きな声が
出せるというものです
B1Bで牽制する米国 中国オコ!
中国国防省は米空軍のB1B戦略爆撃機2機が8日、
南シナ海で米海軍のミサイル駆逐艦との演習に対し
「中国軍は国家の主権と安全、地域の平和と安定を
断固として守る」と反発した。
sankei.com
もっとも こうした動きはマスコミに流れる
マクロな話題で ピンとこないかもしれません
ですが 境界ではぶつかり合いがすでに頻発しています
最後にいくつか載せておきます
ベトナム漁民と中国プラントの衝突
#スプラトリー諸島で衝突を繰り返している様子です
漁船でひっぱっている健気な抵抗だが
これが大国に支配されなかったベトナムの気概を表している
中国漁民の台湾海警の取り締まり