大和タケル
すでに一ヶ月以上もドクラム高原で睨みあいの続く
インドと中国ですが 長期戦の様相を呈してきました
戦が長引くと 銃後にも影響が現れてくるのが常です
今回も中国側の無条件撤退要求に対してインド側は拒否
更にインド国内での 中国製品不買運動にも発展してきました
中国製品不買運動が叫ばれる
ドクラムでの対峙によって中印の国境情勢が緊迫化する中、
インド人民党のShobha Karandlaje全国総書記が、
インドの安全と利益は決して妥協してはならないと発言し
中国製品ボイコットの必要性を指摘。商人に中国製品を
買わないよう促した デカン・ヘラルドより一部抜粋
そんな中でインドにちょっとうれしいサプライズが
ありました
フランスが31機のジャギュア戦闘攻撃機を無償供与
したのです 最新鋭では無いものの対地攻撃なら
まだ十分に使える機体です
インド 世界最大の兵器購入国
では ここでちょっとインドの航空兵力についてみてみましょう
米ロ中が目立ってますが インド空軍は機数では世界4位の
大きな規模を持っていて今では中国を超えて世界最大の
兵器購入国になりました
しかも ソ連の頃から長らく中心的であったMig21(200機現有)から
スホーイSu−30(最終的に220機程度か レーダー等はイスラエル製)
あたりのロシア製の兵器
またミラージュ2000(59機)やラファール(36機)といった
仏製戦闘機やジャギュア(ダーリンIIIを最終的に100機程度)
などのヨーロッパ製の機体
更にこの前 訪問したトランプ大統領が承認した
F-16のインド生産等 まさに兵器の見本市的な様相です
ちなみにMig21の更新機としてラファールが選定されたんですが
F-16が巻き返した格好になりました
メリットとデメリット
補給品管理や整備の面からすると 言語や様式の違う
兵装が複数あるのはかなり大変なことだと思います
一方で 兵器調達という面からすると複数のルートを
確保しておくのは意味のあることだと思われます
ところで中国は 日本の防衛白書にも噛み付いてきました
日本の防衛白書に中国国防部が猛反発
中国国防部は日本の防衛省が発表した今年の
「防衛白書」について「中国軍への悪意ある中傷」
とするなど強い反発を示す文章を発表
中国国防部公式サイト
さらに尖閣諸島付近の日本領海への侵犯も
今後も常態化させるという姿勢を示しています
:
/ 大陸中共 \ <我覺得強不滿!!
/!||!(゜\'iii'/゜ノヽ ゚。鬼子打死弥!
/ノ( "ニ ┏(__人__)┓\
\⌒ \/ {y~ω'~Y ,/ ノ\
. |⌒ヽ⌒||〈 ノ
./ .. | .|:::::::|::::::||
⌒ヽ_/ );:;:!;:;r! / U
ヽ, /、 〈 ニニニ>|
. ハ ヽ Y`
中共が顔を真っ赤にして 強烈な不満を発するのを
見るのは 一服の清涼剤になりますよ
ついでもうひとつ 中共さんがぷんぷんになりそうな
記事も載せておきます
初の地対艦共同訓練
陸上自衛隊が来夏に予定する地対艦誘導弾
SSMを使った米陸軍との初の共同訓練で、
海上自衛隊の哨戒機P1かP3Cの訓練参加を
検討していることが6日、分かった。
哨戒機の参加が実現すれば遠方の目標を捕捉し
SSMの能力を最大限発揮させる高度な訓練を
行えるためだ。今秋、陸自のSSM部隊の隊員らが
ハワイのカウアイ島を視察することも決まり、
現地で訓練の内容などの調整に入る。
livedoornewsより一部抜粋
キャ二スターが四角ければ12式
この中のSSMとは12式地対艦誘導弾のことで
西部方面特科隊等に配備まもない最新鋭対艦ミサイルです
100Km以上の射程とGPSやアクティブレーダーホーミング
など複数の誘導方式を持ち 米軍もかなり興味を示している
との話もあるようです
今回 その米陸軍の目の前でお披露目となると
いいデモンストレーションになるかと思われます
また哨戒機が参加するのも この12式から派生改良した
新型の哨戒機用新空対艦誘導弾の開発が17年度から
始まっているので その辺の関係もあるのかなと
いったところです