大和タケル
尖閣・南シナ海の緊張と呼応するように
インドと中国間の関係も厳しさを増してきました
中国の警告を無視して インドが国境に
最新型巡航ミサイルを配備を宣言しました
「インドには 自らが懸念する
脅威と安全保障問題がある。
我が領土内にどのような装備を配備しようとも、
それは我々自身の問題だ」
インドの新型巡航ミサイル
PJ-10 ブラモス
インドがロシアと共同開発した巡航ミサイル
固体燃料モーター+ラムジェット推進でM2以上
射程も300Kmとかなり強力なミサイルです
当然 中国は強い反発を見せています
ちなみにインドと中国は、1962年に激突しています
Remember AksaiChin!
この時 中共軍は約8万の兵力でカシミール東部地域の
アクサイチンを強襲 インド軍は約1万強で迎え撃ち
中共軍約700人の損失に対して 約1400人程度と戦力差に
比べれば善戦するも このアクサイチンは奪われてしまいます
インドもこの時の恨みは忘れてはいないでしょう
つい最近 2016年の六月にもインドの実効支配下の
北東部アルナチャルプラデシュ州に中共軍が侵入してきました
インド国境沿いを固める中国軍
急速に近づくインドと日米の距離
インドが中国と直接的に大規模戦闘を行う
可能性は低いでしょうが 南シナ海絡みで
一朝事が起きた場合に親中筆頭のパキスタンが
動く時はインドもまた必ず動くでしょう
その抑えとしての役割は たいへんに重要になってきます
そうした中で日印はマラバール共同訓練や
防衛協力を大いに強めています
初めて日本を行進するインド兵団
米国を訪れたインド国防相
インドのパリカル国防相と米カーター長官
インドと米軍は基地相互間の
「契約物流交流の覚書」の調印をおこない
この他にインドは米国にジェットエンジン等の
技術支援も要請しているとのことです
インド海軍の空母と艦載機
インドは日本と比べ物にならないほど 兵器調達を
世界中から行っていますので今後は共同開発を含め
更に良い市場となっていくでしょう