アジアミリタリーサイト

最近は半島情勢ばかりが目を引きがちでしたけど　
もうひとつのアジアの火薬庫　南シナ海方面の
動静をまとめましたので　ご覧ください

供与巡視船で共同訓練
南シナ海の中国をけん制

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日本政府が６月、フィリピン、ベトナムに供与した

巡視船艇を使用した初の共同訓練を、海上保安庁と

両国の海上保安機関との間で実施する方針である
ことが明らかになった。

政府は南シナ海で中国と領有権を争う東南アジア各国の

海上警備を支援するため、巡視船を順次供与しており、

共同訓練には各国海保機関の運用強化を通じて

中国をけん制する狙いがある。

このうちフィリピンとの訓練では、日本が

供与した４０メートル級の新造巡視船を使用

海保から派遣するヘリ搭載型巡視船とともに、

同国近海で海賊対策などを想定した訓練を行う。

ベトナムとの訓練では、中古の供与船１隻を使用する。

従来の共同訓練では、フィリピンやベトナムが

所有する２０メートル前後の小型船が使われてきたが、

これらの船は外洋で長時間の巡視活動が難しかった。

大型の巡視船の使用で「外洋での本格的取り締まりを

想定した訓練が今後可能になる」（海保幹部）という

グーグルニュース

大和タケル

尖閣に中国の大量漁船団が押し寄せたさいに

衝突事故をおこし　海上民兵が救助されたことは

記憶にあたらしいですが　海洋警備は年々、厳しさと

重要度を増してきています

こちらは海保とベトナム海警の訓練の様子

ベトナムは陸戦で屈強なのことは　世界に知られていますが

海洋兵力もキロ級潜水艦を導入するなど拡充してきます
ただ日本と違ってベトナム漁民は押し入ってきた中国側の
海上民兵に漁具などを略奪されることがしばしばあります

それから　ここのところ親中発言の多かった

ドゥテルテ大統領ですが　南シナ海パグアサ島に

増員し防備を高めると発表しています

フィリピン軍、南シナ海の島に兵員や

物資輸送　軍事力強化

フィリピン国軍当局者は同国が領有権を主張する
南シナ海スプラトリー諸島のパグアサ島への

兵員や物資の輸送、関連施設の強化や改修工事を

開始したことを明らかにした。

ドゥテルテ比大統領は先月、国軍に対し南シナ海で

主権を保持する全ての島の占有を命じていた。

国営フィリピン通信

また　こちらはミリねたではありませんが　

日本と台湾間の窓口名称の変更がありました　

日本側→日本台湾交流協会

台湾側→台湾日本関係協会

台湾の対日窓口機関が「亜東関係協会」から

「台湾日本関係協会」に名称変更され、台北市内の

本部で日台関係者らを招いた記念式典が行われた。

日本と台湾は１９７２年の断交後、双方が窓口機関

を設置して実務的な交流を行ってきた。

日本は１月に窓口機関の名称を「交流協会」から

「日本台湾交流協会」に変更しており、台湾側の
改称はこれに対応した形だ。

　　　　/ 　大陸中共　＼　

　　／!||!（゜＼'iii'／゜ﾉヽﾟ。<我覺得強烈不滿!!

　／ﾉ( 　"ニ　┏（__人__）┓＼　　

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中国は日本側の名称変更に対して「強烈な不満」表明

台北時事より

一方で中国側も着々と軍事増強を続けています

中国海軍が最新鋭の早期警戒管制機KJ-500を

投入、南シナ海での軍事能力を増強

中国海軍が同国最新鋭の早期警戒管制機

KJ-500(空警-500)2機を海南島の基地に配備したと伝えた。

中国はベトナムやフィリピンなどで群島の領有権や海域に

おける権益で対立する南シナ海における軍事行動能力を

さらに増強させつつあると見られる。

新浪網

このKJ-500は4発ターボプロップの大型早期警戒管制機

なんですがE-2型に比べて　空母搭載にはデカすぎると

いわれていました

しかし　南シナ海の要塞島配備を想定して開発されたと
すれば納得もできます